東京で動画制作会社を選ぶ前に知るべき7つの比較ポイント【中小企業向け】
カテゴリ:コラム|対象:中小企業のEC・広報・採用・営業ご担当者さま
この記事は、東京都内・首都圏で動画制作会社を探している中小企業のご担当者を想定。企画〜撮影〜編集〜運用までを現実的な予算で進めるためのチェック項目をまとめています。
こんな方におすすめ
- ECの商品ページに動画を載せたい
- 自社紹介や採用動画を作りたい
- 東京で信頼できる動画制作会社を探している
1. 目的とKPIを最初に決める
動画の出来は「撮影クオリティ」以前に目的設計で決まります。制作会社へ伝える初期情報を用意しましょう。
- 目的:例)ECの購入率UP/採用エントリー数UP/サービス理解の促進
- ターゲット:誰に届けたいか(年齢・職種・悩み)
- KPI:再生率/クリック率/問い合わせ数 など
- 想定掲載先:EC商品ページ、コーポレートサイト、展示会、SNS広告

2. 得意ジャンルと事例の一致を見る
同じ「動画制作会社」でも得意分野は異なります。PR・採用・商品紹介・セミナー記録など、自社の用途に近い実績があるかをチェック。
- EC向けの「商品の見せ方」(寄りのカット、テロップ設計、比較の見せ方)
- 縦型(Reels/TikTok/Shorts)編集の知見
- 音声・BGM・字幕など視認性と聴きやすさのチューニング
3. 制作体制:一人体制か、チーム体制か
中小企業にとっては、スピード・コスト・柔軟性が重要。
一人体制(ディレクション〜撮影〜編集を一貫)なら、意思疎通が早く、小回りが利きます。大規模演出や多拠点同時撮影はチーム体制が有利です。
- 小規模〜中規模案件:一人体制で迅速・低コストに
- 大型案件:複数カメラや照明・音響チームが必要かを判断
4. 企画力・構成力(「わかりやすさ」の設計)
視聴維持率を左右するのは構成です。絵コンテや構成案をもとに「誰に」「何を」「どう伝えるか」を設計できる会社かを確認しましょう。
- 冒頭3秒で主旨が分かるオープニング設計
- 課題提示 → 解決(デモ) → 実証(レビュー・実績) → CTA の流れ
- テロップ可読性(スマホ前提の文字サイズ・行間・コントラスト)
5. 見積の内訳と相場感を把握する
見積は「企画構成/撮影/編集/BGM・効果音/ナレーション/字幕/サムネイル/修正回数」などに分かれます。
予算が限られる場合は、必須と任意(オプション)を分け、最小構成でテストし、効果が出たら派生動画を追加するのがおすすめです。
6. 権利・納品仕様・派生展開(流用)の可否
- 著作権・使用範囲(BGMや写真素材のライセンス)
- 納品形式(横型・縦型・スクエア、尺違い、字幕あり/なし)
- 二次利用・再編集のルールと追加費用
7. 運用まで見据えた提案があるか
公開後の運用(EC・LP・SNS・広告)まで考えると、費用対効果が上がります。
- 15秒/30秒/60秒の複数尺で用意
- 縦型(9:16)への最適化(テロップ位置・被写体の中央寄せ)
- EC用サムネイル(静止画)の作成
ありがちな失敗パターン
- 「全部盛り」で焦点がぼやける(伝える要点は最大3つまで)
- スマホ表示でテロップが読めない(文字サイズ・コントラスト不足)
- CTAが曖昧(購入/問い合わせボタンの導線が弱い)
制作会社へ送る準備チェックリスト(コピペOK)
- 目的とKPI(例:EC購入率・問い合わせ数・再生完了率 など)
- ターゲット像(誰に、どんな課題を、どう解決するか)
- 想定媒体(ECページ/展示会/YouTube/Instagram/TikTok)
- 参考動画(良い・悪いの両方を共有すると精度UP)
- 原稿・禁止表現・必須表記(法規や規約)
- 希望納期・予算レンジ・社内決裁フロー
よくある質問(Q&A)
- Q. まずはスマホで自作しても大丈夫ですか?
- A. 初期検証には有効です。ただしECの購買に直結させるなら、照明・構図・字幕・音声の質で差がつきます。要点が固まった段階でプロにブラッシュアップをご依頼ください。
- Q. 縦型・横型のどちらで作るべき?
- A. 掲載先で使い分けます。ECやWebサイトは横型が基本、SNSや広告は縦型が有利。最初から両対応を前提に絵コンテを設計すると追加コストを抑えられます。
オフィス・ジオトに依頼するメリット
代表の後藤は、ソニーで取扱説明書のWeb化やユーザビリティ(UI/UX)設計に従事してきました。
「誰にでも分かりやすく伝える」設計力を活かし、中小企業の目的に直結する構成・字幕・見せ方で動画を制作。
一人体制のため、企画〜撮影〜編集までワンストップで、小回り良く対応できます。
